火垂るの墓が190カ国でNetflixで放送開始となりました。
火垂るの墓といえば高畑勲監督の作品ですね。
ついにアメリカのNetflixに火垂るの墓が登場した。
— 憲法改正阻止( #緊急事態条項反対 #日本国憲法を守れ) (@sh56300) September 18, 2024
『戦争は間違いだった』
国民は戦争を望んでいない
国民が求めているのは永久の平和だ
憲法改正絶対反対‼‼‼
憲法改正されたら戦争になる恐れがある
共感したら拡散してね💪
日本人全員観てほしい#火垂るの墓 #戦争反対 pic.twitter.com/ONR68GyQBm
スタジオジブリの名作『火垂るの墓』は、戦時中の日本を舞台に、戦争の悲惨さを描いた作品です。
特に兄妹の清太と節子の姿は、観る者に強い感情を抱かせ、涙を誘います。
この作品は1988年に日本で公開され、その後、海外でも高い評価を得ました。
日本だけでなく、海外でも視聴者に深い印象を与えた『火垂るの墓』ですが、海外やアメリカの反応はどうだったのでしょうか?
この記事では、海外の方々の感想と共に、物語の中で特に心に残る節子のセリフ、清太のセリフについてもご紹介します。
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海外での公開と反応
『火垂るの墓』は、アニメーションという形式でありながらも、子供向けの娯楽作品ではなく、戦争の悲劇をリアルに描いた重厚なドラマです。
この作品が海外で公開された際、特にアメリカやヨーロッパの視聴者からは驚きと共に、深い感銘を受けたという声が多く寄せられました。
アメリカの映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家からも視聴者からも高評価を得ています。
アメリカの著名な映画評論家であるロジャー・イーバートは、この映画を「戦争の痛みを子供の目線で捉えた、非常に力強く、心に訴える作品」と称賛しています。
彼はまた、アニメーションという媒体が感情をより鋭く表現する助けになっていると述べ、特に節子というキャラクターが持つ純真さが、観客に強い感情移入をもたらすと指摘しているようです。
ロッテントマトが日本アニメ映画148作のランキングを発表。100%は『かぐや姫の物語』『おもひでぽろぽろ』『火垂るの墓』の高畑勲3作と『THE FIRST SLAM DUNK』のみ。『君の名は。』『呪術廻戦0』『鬼滅の刃 無限列車編』『魔女の宅急便』が98%。『この世界の片隅に』が97%https://t.co/xPgKtivMqa
— 永遠 (@awzotp) August 26, 2024
海外の視聴者の感想
では、実際に海外の視聴者は『火垂るの墓』にどのような感想を抱いたのでしょうか?
SNSやレビューサイトでは、多くの人が作品の重さと感動を語っています。
アメリカ人視聴者の感想
「この映画を観た後、しばらく立ち上がることができなかった。戦争がもたらす無意味な悲劇を、これほどまでに鮮やかに描いた作品は他にない。」
「アニメーションという形式を超えて、人間の悲しみや希望、失望を痛烈に描いている。節子の無垢さが戦争の残酷さをさらに際立たせている。」
ヨーロッパの視聴者の感想
「私は戦争をテーマにした映画を多く見てきましたが、『火垂るの墓』ほど胸に突き刺さる作品はない。節子と清太の関係は、戦争という大きな悲劇の中で一縷の希望であり、同時にそれが失われていく過程が心を抉る。」
「この映画を見終わった後、涙が止まらなかった。なぜなら、ただのアニメーションではなく、現実に起きたであろう悲劇が描かれているからだ。」
このように、海外の視聴者もまた、深い感動と共に、戦争の悲惨さや無意味さに思いを馳せています。
悲しく考えさせられる節子のセリフ
『火垂るの墓』の中で特に心に残るのは、妹・節子の言葉です。彼女はまだ幼く、戦争がどれほど恐ろしいものであるかを完全には理解していません。しかし、彼女の純粋な言葉の数々は、観客に強く訴えかけます。以下はその一部です。
1.「天ぷらにな、おつくりにな、ところてん」「アイスクリーム。それから、またドロップ舐めたい」
2.「兄ちゃん、お腹減った、喉渇いた」
3.「うちなお腹、おかしいねん。もう、ずっとビチビチやねん」
4.「ちょっきん、ちょっきん、ちょっきんな。」
5.「疲れたわ・・・。にいちゃんおんぶ」
6.「大きなお風呂や。」
7.「泳いだらおなか減るやん」
8.「どないしたん。寝てはるわ。」
9.「お母ちゃんのおべべあかん。お母ちゃんのおべべあかん!」
10.「どこ痛いん?いかんねぇ、お医者さん呼んで注射してもらわな」
11.「なんでホタルすぐ死んでしまうん?」
続いて兄の清太のセリフもご紹介します。
清太のセリフ
1.「昭和20年9月21日夜。僕は死んだ」
2.「滋養なんて、どこにあるんですか!」
3.「そんなんゆうたかって、学校燃えてしもうたもん」
4.「お父ちゃんが死んだ・・・」
5.「これおはじきやろ!ドロップちゃうやんか!」
アメリカ人の視点から見た『火垂るの墓』
アメリカでは、戦争映画といえば多くの場合、戦闘シーンや英雄的な行動が描かれることが多いです。
しかし、『火垂るの墓』はその対極にあり、戦争が引き起こす悲劇に焦点を当てています。
アメリカの視聴者からは、こうした違いについても言及する声が聞かれます。
「この映画は、戦争映画とはまったく異なる。戦争を美化せず、その犠牲者、特に子供たちがどれほどの苦しみを味わったかを描いているのが新鮮だった。」
「戦争が単に勝者と敗者を生むものではなく、無辜の人々の命を奪い、家庭を破壊するという現実を、改めて考えさせられた。」
このように、アメリカや他の海外の視聴者にとっても『火垂るの墓』は、戦争に対する新たな視点を提供していると言えます。
まとめ
『火垂るの墓』は、アニメーションという枠を超え、世界中の視聴者に戦争の悲劇を伝えています。
特に節子の言葉や姿は、無垢な存在であるがゆえに、戦争がどれほどの破壊をもたらしたかを強く訴えかけます。
海外の視聴者もまた、この作品を通じて戦争の悲惨さを深く理解し、心に刻んでいることがわかります。
節子の言葉は、その象徴的な存在として、今後も多くの人々に考えさせ続けるでしょう。
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